小麦と米 どっちが太る

      2019/06/08

小麦と米ではどちらが太りやすいのでしょうか。糖質制限ダイエットをされている方も多いと思いますが、同じ糖質の量でも、太りやすさには違いがあります。

血糖値の上がりやすさという観点から比較してみましょう。血糖値の度合いを示す指標であるGI値を見ますと、食パンでは90程度、精白米やうどんでは85程度となり、小麦食品と白米ではほとんど同じGI値であり、どちらのほうが血糖値が上がりやすい、ということは一概にはいえません。もちろん、砂糖が入ったメロンパンやあんぱんのような菓子パンの場合には、食パンよりもGI値が高くなります。

また、小麦製品全般に含まれているグルテンという成分には、食欲増進作用があることが分かっています。小麦に水を入れて混ぜると粘り気が出てくるのはこのグルテンという成分によるものです。このグルテンによる食欲増進作用を考えると、同じグラム数で比較すると小麦製品と白米のカロリーはあまり変わらないのですが、パンを食べると食欲が出てしまうという副次的な影響があるといえます。

パンやうどんのような小麦製品とは違い、ごはんにはそのような食欲増進作用はありません。「グルテンフリーダイエット」というのは、食欲増進作用のないごはんを主食にするダイエットです。しかし、いわゆる「ごはんがすすむ」味の濃い料理を好んで食べる人は要注意です。できるだけ薄味にするか、濃い味の料理が好きな方てもごはんの代わりにサラダを多く食べるなどの工夫が必要でしょう。

また、白米の代わりに胚芽米や玄米を食べることで、GI値を大幅に下げることができ、ダイエットにつながります。胚芽米や玄米には食物繊維やミネラル分が多く含まれるため、白米よりも栄養価が高く、また食べ応えがあるので食べ過ぎを防ぐこともできます。このような観点から、米は米でも胚芽米や玄米であれば、小麦よりも血糖値の上昇速度が遅く、太りにくいということがいえます。

以上を総合すると、料理の組み合わせを工夫したり胚芽米を玄米を食べるようにすれば、米を主食とするほうが小麦の場合よりも太りにくいということがいえるでしょう。

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